食事はトレーニング
食事をする、ということは身体造りにとってとても大切なトレーニングであると言えます。
筋肉を鍛えるトレーニングだけでは目指す身体造りは出来ません。
バランスの取れた食事が、トレーニングだけでは補えない部分を助けてくれるのです。
▪︎ 食事においても基礎基本が大切
近年、私達は物が溢れる現代のせいで食事においては、戦後の時代よりも慢性型低栄養と言われ、自覚症状がないまま栄養が平均的に足りていない人が多い状況だと言われています。
その中でもビタミンやミネラルが慢性的に不足している人が増えています。
食事もさまざまなライフスタイルになり手軽に摂る事ができるようになりましたが、その選択の自由が自身のバランスを保てなくさせてしまう原因の一つになってしまっているかもしれません。
▪︎ 栄養不足だと私達の身体にはどんな影響があるのでしょうか…。
低栄養を続けているとまず一番に筋肉量が衰えてしまいます。
骨密度に関しては38%もダウンするという報告もされています。
血液に関しては一生使う血液40%8000万ℓが不足してしまいます。これはジャンボ機の燃料一年分に相当します。
低栄養の怖い所は不調に気づかないうちに少しずつ成長期に作った骨や筋肉の大切な体内組成「貯筋(貯骨)」を切り崩していってしまう事です。
食事が変われば身体は応えてくれます。
今日の食事が明日、今後の未来への「貯筋(貯骨)」へと変わります。
▪︎ 食事は手軽にできるトレーニング
バランスの良い食事と言われると少し構えてしまいがちですが、私の実践しているのは食事の中で6〜7色の色を取り入れた食事を心がける事です。
カロリー計算も大切な事ですが食事に色を添え色を数える食事を習慣にして取り入れてもらえるといいと思います。
私達の身体は毎日一兆個もの細胞が入れ替わる「新陳代謝」が起こっています。
臓器は約20日間、皮膚は30日間、骨は3年程時間をかけて入れ替わります。
皆さんには、「食べる為に生きる食事」ではなく「生きる為に食べる食事」を心掛けてほしいと思います。
口にしている栄養素も全て吸収される訳ではありません。
身体の吸収率は意外に悪く、元々低栄養状態では身体の細胞や臓器などのリセットは遅くなりがちです。
よりよく栄養素を取るためには食事の調理方法や洗い方、切り方、保存方法など別の角度からも皆さんにお伝えできればと思っていますのでお楽しみにしていてください。
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