炭水化物の重要性

炭水化物の重要性
皆さんにとって炭水化物とはどんなイメージがありますか?
食事の中で炭水化物=脂肪になってしまうなどなんとなくマイナスイメージを持たれている方も多いと思います。
ここ数年糖質制限という言葉をよく耳にします。
身体作りのために炭水化物を減らしている、もしくは取らないようにしている方も近年多くなってきている傾向にあります。。
炭水化物とは一体なんなのでしょうか…

炭水化物とは


炭水化物は糖質(ぶどう糖や果糖などの単糖)と食物繊維から構成されているものの総称。
炭水化物には大きく分けると、体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分けることができます。


炭水化物の種類

糖類・少糖類・多糖類の3分類があります。

人の消化酵素で消化されにくい成分を食物繊維と言います。


(糖類)

ブドウ糖(グルコース)、果糖、ガラクトース
穀類や果物に多く含まれます。
栄養素の中で最も重要な糖質です。
エネルギー源として利用され多くの生理作用に関与してきます。

(少糖類)

単糖類が2~9個結合した糖類の総称。。

オリゴ糖
オリゴとは・・(少し)の意味です
消化酵素によって分解されず消化されにくいものは腸内でビフィズス菌を増やす栄養分になる事で今注目されています。

(多糖類)

単糖類がたくさん繋がったもので主な多糖類はデンプン、グリコーゲン、デキストリンなどです。この中でも光合成で植物体内に保存されるデンプンが重要です。。
この他にも糖質には様々な種類があります。

糖質について←コチラでもお話していますので目を通してみてください。


♢炭水化物の役割♢


代謝機能を高めるための燃料。
炭水化物を取ることは運動パフォーマンスを上げる鍵となるのです。
脂肪を減らしたい人にも炭水化物!炭水化物の炎によって脂肪が燃えると言われています。


また脳・神経系は炭水化物(糖質)を唯一のエネルギー源としているため、十分に摂取して行うと集中力を保ち、トレーニングの質向上により良い結果をもたらしてくれるでしょう。


炭水化物は不足すると身体に影響が出てしまいます。
疲労感や集中力の低下。
あまりにも炭水化物を取らなすぎると肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンも減ってしまうので肝臓の機能や筋力が低下してしまいます。。
ブドウ糖が必要な脳や神経で不足を感じると意識障害を起こしてしまう……なんてことも
その一方過剰に取りすぎるのは肥満や生活習慣病の原因になるので注意が必要です。



炭水化物は一日のどれぐらい摂取すればよいの?

また筋肉をたくましく造る材料として欠かせないのが炭水化物(糖質)です。タンパク質と摂ることでトレーニングの効果をより期待できます。

一般の男女ともに1日に食事から摂取するエネルギーの50~60%に相当する量が必要になります。


(例)1日2000kcal消費する人の場合

2000kcal × 0.5~0.65=1000~1300kcal

炭水化物は1gに対して4kcalなので

1000~1300kcal ÷ 4kcal=250~325gが望ましいです。


運動量・及び種目によって、使われる筋肉の特性が違うため必要な量も異なります。


筋力・瞬発系の無酸素運動目の場合

6g×体重(kg)


持久系の有酸素運動の場合

7~10g×体重(kg)

を目安に摂取することが推奨されています。

消費エネルギーは皆さんの生活や活動内容によっても変わってきます。
アスリートの方は運動前、運動中、運動後、こまめな炭水化物摂取が求められるのです。

♢上手な炭水化物のとり方♢
炭水化物を多く取ってしまった時にはビタミンB1を充分に取ることで糖質をエネルギーに変えてくれる手助けをしてくれます。
一日の量がわかると栄養素での痩せやすい身体作りや効果が出やすい体質作りの指標にもなります。
量も大切ですが食事の組み合わせ次第で目的に近づける効果がさらに上がる事もあるので食事を知るということが大切なのがよく分かりますね。

♢まとめ♢
私達の身体は今までの食生活の平均値でできています。
栄養素は単体でとっても上手く機能出来ず吸収され排出されてしまうものが多いです。
栄養素を上手に取り入れて身体に働きかける食事を心がけましょう。



BUNGOgym

Official BUNGOgym THE Wellness Innovation BUNGOgymの 技術だからできる 高パフォーマンスな身体づくり