【パンプアップ・成長ホルモンの作用】
パンプアップとは
パンプアップとは、トレーニング等によって筋肉が膨らんだ状態を指した言葉です。
一時的な現象のため時間が経てば元に戻りますが、パンプアップを起こすことで筋肥大(筋肉が恒常的に太くなること)につながる効果があるといわれています。
パンプ・アップのメカニズム
パンプアップのメリット
● 正しいフォームが確認できる
→パンプアップにより、本当に狙った筋肉がトレーニングされたか分かる。
● モチベーションがあがる
→一時的にパンプアップによって筋肉肥大をするため、鍛えることでこうなる!という理想が目に見えてわかる。
● 筋肥大を促進する
→成長ホルモン分泌を促進させるため骨、筋肉の成長や代謝を促進させる。
パンプアップと成長ホルモンの関係
成長ホルモンは、筋肉や骨などの成長を促進する働きがあるため筋肥大には欠かせない物質です。パンプアップをするとことで成長ホルモンが多く分泌されます。
筋肉内に「乳酸」が蓄積されるようなトレーニングは、筋肉を成長させる因子を持ち、脂肪を分解する作用がある「成長ホルモン」の分泌を促します。
成長ホルモンは、呼び名の通り成長を強く促すホルモンで、さらに「インスリン様成長因子」という成長ホルモンと結びつく因子の分泌を促します。
パンプアップに効果的なトレーニングとは
パンプアップトレーニングの注意点
「動き作り」を目的としたトレーニングにはパンプ・アップは不向きですので注意が必要になります。
パンプアップトレーニングにより俊敏性を低下させてしまうことが研究報告でもわかっていて、アスリートにとっての「いい動き」という点で悪影響を及ぼしてしまいます。
見栄えのいい筋肉づくりには、パンプアップは大変有効ですので積極的に取り入れて行ってください。
ただし筋肥大させる為にはパンプアップをさせただけでは不十分です。
正直なところ
「パンプアップ=筋肥大」
とまでは言えません。
パンプアップは、筋肉を刺激すればするほど起きる現象で成長ホルモンの作用によって筋肥大が起きやすい状態を作ることです。
あくまで筋肥大は筋肉の損傷がきっかけに始まります。パンプアップした部位がトレーニングによって、効いていることは間違いないため、しっかりと筋肥大を実現したいのならば、筋肉へ高負荷の刺激を入れることが大切になります。
ここまで「パンプ・アップ」についてお話させていただきましたが、パンプ・アップという性質をしっかりと把握してみなさんのトレーニングに取り入れてみてください。
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