【インナーマッスル•アウターマッスル】
インナーマッスル
「インナーマッスル」とは、
奥のほうにある筋肉のことです。インナーマッスルの特徴として一つ一つが細かく小さくて単体では力を発揮できません。
複数の筋肉が協力しあい、互いの力をバランスよく出すことによって、骨格や関節の安定性を保ち、動きをスムーズにしてくれる大切な筋肉です。別名「姿勢保持筋」とも呼ばれています。
動きに合わせて常に身体全体を連動させて動かしてくれているためとても体力があります。
インナーマッスルは約600種類の筋肉がある
【立つ】【座る】【歩く】など日常生活動作に必要な姿勢の保持をします。その姿勢が崩れないようにバランスをとり、安定させるために働く筋肉をインナーマッスルと言います。
アウターマッスル
「アウターマッスル」とは、
身体の最も外側にある筋肉です。特徴としてインナーマッスルとは違い単一でパワーを出す事が可能です。筋肉の一つ一つが太く大きく動きは単純で不器用な筋肉です。瞬発性や力と言ったパワーはありますが、体力はあまりありません。
腹部前側の腹直筋やももの前側にある大腿四頭筋など、身体を動かす時に大きな力を発揮したり、関節を動かしたり、骨を守る重要な役割も持っています。
アウターマッスルは50種類の筋肉がある
身体の表層の筋肉は、体幹の腹直筋、大胸筋などや肩関節周囲の僧帽筋や三角筋、上肢の上腕二頭筋、下肢の大殿筋や大腿四頭筋などがあげられます。
アウターマッスルは主に動作時に力を発揮します。身体を見ても筋肉の形状や使っていることがわかりやすい筋肉です。
〇インナーマッスルとは
- 姿勢(バランス)をキープする
- 関節を安定させる
- アウターマッスルの補助
〇アウターマッスルとは
- 大きな力を生み出す
- 関節を動かす
- 身体の外部からの衝撃から身を守る
→【筋肉:マッスルメモリ】ご覧下さい。
アウターマッスルとインナーマッスルでは役割や働きが違うため筋肉の種類や育ち方にも特徴があります。必ずしも見た目と結果(痩せたから筋肉が落ちた、腕が太くなったから力がついた)がイコールではないという事を頭に入れておいて下さい。
インナーマッスルはただ単に、その関節だけの動きをコントロールしているわけではなく、全体の繋がり(連動性)をコントロールしています。今後様々なトレーニングをする上で身体の基礎である骨、関節をコントロール出来るインナーマッスルを造り鍛えていく事が大きな鍵となります。
インナーマッスルが骨、関節の安定性を十分に保てるようになればアウターマッスルの持っている潜在能力を十分に引き出せるようになります。
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