足とアーチの構造と機能「八点三支持」理論
身体の土台となる足部の構造についてBUNGOgymではアーチのお話をする上で「八点三支持」と称して説明しています。
この理論は、人間の二足歩行を説明する上で必要不可欠です。
人間の立ち姿勢は、足裏の片足8点、両足の計16点が地面に接しており片足8つの点を支点として様々なアーチ構造を造り足を構成しています。
アーチの構造
アーチとは骨が弓形に並んで形づくられたものです。
基本設計は骨格でアーチの形を筋肉、靭帯 、神経、血管により構成しています。
8つの点
➀親指根元の種子骨(母指球)
➁小指根元の中足骨(小指球)
➂足裏の踵骨、
➍末節骨(指の腹、➃親指・➄人差し指・➅中指・➆薬指・➇小指)
➀〜➇の中から三点以上を支点とし、点と点を結ぶアーチをベースにバランスを取りながら、身体全体を支え板バネのような役割や働きを果たしています。
代表的な第一のアーチは、誰もが知る足の内側にある土踏まずです。
第二のアーチは、足の外側の縦アーチ。
第三のアーチは、5本指の付け根にある横アーチ。
第四〜第八のアーチは、5本の指それぞれにある指アーチ。
その他にもあります。上の絵で確認してください。
足のアーチの具体的な機能
1 体を支える、バランスを取る
2 運動をする(立つ・歩く・走るなど)
3 循環促進機能
⚫︎「三点支持」理論
足の中には物理的「三点支持」理論がある。
足場の良し悪しに関わらず、三支点の中にある軸を安定させる事が出来るという理論。
各アーチの力を高める事により安定性と身体のバランスをコントロールすることが出来る。
⚫︎アーチは板バネのような役割をして、地面から受ける衝撃や足に掛かる荷重の負荷をクッションのように吸収分散発散します。衝撃は足だけにとどまらず、足首・膝関節・股 関節・腰・首・頭に抜けていき身体全体で衝撃を吸収分散発散します。
また各アーチが連携する事で複雑な動きを可能とします。様々な動きや環境に応じて無意識に身体を修正しバランスを取ってくれます。
⚫︎足は第2の心臓と言われています。足にあるアーチが適正に機能する事で筋肉がポンプの動きをしてくれます。筋収縮を繰り返す事で静脈に溜まった血液を押し流し血液循環を促進させてくれます。
併せて足裏は様々な神経が集まっている為体温調節もしてくれます。
足のアーチ構造が崩れて不安定な状態になれば、様々な行動の際に足のバランスが偏り、足首や膝関節などにも悪影響を及ぼし、身体の様々な関節の障害や身体の歪みとなります。
身体が歪めばさらにアーチ構造が崩れるため、筋力が低下してしまいます。扁平足、開張足、外反母趾、タコ、魚の目、足底腱膜炎と言ったような足のトラブルはこれが原因です。
今の時代、そんな大切なアーチが未発達なままに育っている子どもが増え、アーチが消失してしまっている大人が増えているが現状です。
足の構造と機能、さらに足の中で最も重要であるアーチについての知識を深め、今後の足造りに活かしてもらえれば嬉しいです。
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