「基礎」と「基本」について学ぼう

「基礎」「基本」の違いと重要性について


これまでトレーニングをする上で「基礎」「基本」となるお話しをしてきました。

この2つの言葉の意味や違いがわかりますか?

よく使われる言葉ですが、しっかりと理解している人は少ないと思います。

BUNGO gymのトレーニングのお話しをしていく中でベースとなる言葉です。


「基礎」と「基本」の違いや意味について理解を深めることで、私がHPでお話していく事への重要性に気づき理解が得られると思います。

では、下記についてお話します。

⚫︎「基礎」の定義


⚫︎「基本」の定義


⚫︎「基礎」と「基本」の使い分け 

結論
基礎:物事の土台になるもの
基本:物事の本質の最小構成。

基礎と基本はどちらも物事のもとになる。
という意味ですが、それぞれ異なります。


■「基礎」の定義

基礎とは礎(いしずえ)の基(もと)です。

礎、基礎とは、そのままの言葉で表されるモノがあります。

それは、家やビルなど建築物の土台です。

その工事のことを基礎工事と呼びます。

構造物が立たないうちは、その基礎の上に実際にどんな建て物が建つのか想像する事は出来ません。

完成予想図や設計図を見ればどんな建物が建つのかなんとなく想像ができます。

すなわち、基礎とは、建て物の土台となるイシズエのことであり、建物そのものではなく、建物を支えるものということになります。

基礎が強靭で確かなものであればあるほど、上に大きな建物を建てることができます。



マンションを建てる基礎に一般住宅を建てるなら十分すぎるほど頑丈な基礎ですが、その上に高さ634mの東京スカイツリーを建てるには、あまりに脆弱で不安な基礎ということになります。

あなたの目的、目標が高く大きな物であればあるほど基礎は丈夫で広く深く確かなものにしていかなくてはいけません。


■「基本」の定義

基本とは、本(ほん、もと)の基(もと)です。 本とは物事のもとになるもの、根本、基本の意から、規範となるもの、主たるもの、本来的なものなどをさしていいます。

① もとになる本質の最小構成。
「本質・本能・本性・本源・本末/根本・基本・資本・大本・張本」

②中心となる部分。主となる。
「本業・本社・本州・本店・本部・本論」

③ならうべき規範、模範となるもの。
「手本・見本・標本」

④さまざまある中で、すべて、その根元となるようなもの。「基本・根本」



基本とは、もと(基)のもと(本)

それそのものが定義であるとも言えます。

基礎でお話をした建物の家で例えるなら
家の本質、最低条件を満たしているものと考えてください。

あるいは家の目的や機能を備えている。

家の基本とは何か?という質問に答え得るものが基本ということがいえます。

家の目的・本質とは、住処(すみか)に他なりません。

住むために必要な最小限の目的や機能をはたしていれば家と言えます。

それでは家の最小限の機能とはなんでしょうか?
・屋根がある
・壁がある
・柱がある
・梁がある
・電気がある
・ドアがある
・窓がある
・キッチンがある
・トイレがある
・お風呂がある

家の基本はこんなところでしょうか?

上記の条件が揃ったものを、家の基本・家(もと)の本質の基(もと)ということになります。

基礎のない家もあります。つまり基礎はなくとも家の基本が揃っていれば家であることに変わりはありません。基礎とは家そのものではなく、基礎がない家も存在し、基礎は家の基本構成の中に入れて考えなくてもよいのです。

しかし、基礎という土台があることによって、その上に建つ家は丈夫で安心安全に暮らせるものとなり、基礎が頑丈で深ければ深いほどその上には大きな構造の家、建物を建てることができます。


■まとめ「基礎」と「基本」の使い分け 

このように、基礎と基本は異なるものと考えてみてください。ここまで家という建築物に例えて説明してみました。これは家に限らず、あらゆる事にも同じことが言えると思います。

基礎とは土台となるもの。
基本とは本質の最小構成。


基礎がなくとも基本は成立します。基礎は求められている本質そのものではないということです。ただ基礎作りに時間をかけて丈夫で強く深く作り上げていく事でその上に構築される本質(目的、目標、wellness)は、揺るぎない大きなものを育てていくことを可能にしていくことでしょう。

これまでも〜これからもBUNGO gym ホームページで「基礎的」「基本的」な話しをしていきます。何度も何度も読み返し理解を深めて下さい。


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