パワートレーニング(瞬発力)
前回筋力トレーニングについて説明しました。
今回はその中のパワートレーニングについて詳しく説明します。
パワートレーニングとは
パワートレーニング(Power training)
Power「パワー」とは、スポーツやトレーニングで用いられる場合「仕事率」のことを指します。
パワー（仕事率）とは「どれだけの筋力をどのぐらいのスピードで発揮できるか表した力」の事です。
「仕事率（パワー）」を下記の式から求める事が出来ます。
・力×速度＝パワー
・距離÷時間＝速度
・力×距離÷時間＝仕事率＝パワー
力が強くても速度が遅ければパワーは下がり、逆に速度は速くても、力が弱ければパワーは上がりません。
パワーは筋力と速度の2つの要素が重要です。
「速度」には様々な意味がありますがここではを瞬発力に置き換えてお話ししていきます。
瞬発力とは、「瞬間的に発揮することができる筋肉の力」です。
瞬発力を鍛える事でスポーツのパフォーマンスが格段にアップして様々な場面で活かされます。
瞬発力は速筋と遅筋のバランスが重要な鍵となり、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスが悪いと、大きな力を発揮させることができません。
速筋と遅筋、両方の筋肉の働きを理解し、それぞれの身体に合ったバランスのいいトレーニングを心がけましょう。
しかしただ闇雲にトレーニングをしたからといって瞬発力が向上するわけではありません。
瞬発力が弱いと言われる３大原因
① 身体的問題
過体重or低体重で動きが鈍いor筋力がない
②神経回路の問題
体格（身長・体重）に恵まれているが十分に力を出し切れていない
③力を出すベクトル（方向）の問題
瞬発力はあるが自分の体を十分にコンロトールできない
★パワートレーニング(瞬発力強化の種類)
●プライオメトリックトレーニング
筋肉の伸縮を効果的に使い瞬間的に大きな力を発揮する能力を向上させるトレーニング。
瞬間的に大きな負荷がかかるため、低い強度から少しずつ慣らしていくことが必要。
全身の筋肉をバネのように鍛えることができます。ダッシュ力やジャンプ力を鍛える方法なので、スポーツのあらゆる場面で応用できます。
瞬発力は、ただ筋力が向上すれば高まるものではないため、普通の筋トレでは効果的に鍛えることができません。
プライオメトリクストレーニングを多くのアスリートが導入しています。
●バリスティックストレーニング
バーベル等のウエイトに対し、短い時間で爆発的に筋力を発揮するトレーニング
反動を使うぶん、急激に筋肉を引き伸ばす動きでもあるため、筋肉や腱を痛めやすく、身体の基礎が出来ていない人にはあまりオススメできません。
※今はまだトレーニングについては説明だけになりますが、今後トレーニングのやり方を載せていきます。
なのでBUNトレ基礎知識などに書いた基礎基本をしっかり覚え手足指トレーニングや正しい立ち方歩き方できちんとした土台を作っておいてください。
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